令和4年度 秋田県学校農業クラブ連盟 平板測量競技会の審査を行いました

2022.10.6

県内の農業高校3校各6チームによる平板測量競技会の審査員派遣要請があり、審査を行いました。

1.実施内容
金足農業高等学校にて開催された「令和4年度 秋田県学校農業クラブ連盟平板測量競技会」の審査員を実施した。
 
2.実施場所
秋田県秋田市金足追分字海老穴102-4 金足農業高等学校校内

3.日 時
令和4年6月22日(水) 午前8時半~14時半まで

4.主 催
秋田県学校農業クラブ連盟

5.参加校
秋田県立秋田北鷹高等学校A・B
秋田県立金足農業高等学校A・B
秋田県立大曲農業高等学校A・B (計3校 6チーム)

6.事前準備
・競技区画の作成及び杭打ち作業
   (株)ウヌマ地域総研 2名
   創和技術(株)    2名
   小川測量設計(株)  2名 (計3社 6名)

7.審査員
   (株)ウヌマ地域総研   2名
   創和技術(株)      1名
   小川測量設計(株)    1名 (計3社 4名)
   秋田地域振興局農林部農村整備課 6名  (計6名)

8.実施概要
 金足農業高等学校ラグビー場にて第1・2次作業を実施し、3次作業として三斜法を実習棟測量実習室、三辺法を実習棟農業実験室で行った。
 第1・2次作業の審査方法としては、1回次3チーム、2回次3チームと実施し、1チームにつき審査員2名を配置し審査を行った。
 第3次作業の審査方法として、三斜法・三辺法それぞれの会場に1名ずつ配置し、競技監督として実施時の監視、開始と終わりの合図等を行った。
 全チームの競技が終わり次第、採点・集計を実施した。

9.実施所見
○評価点
・平板測量競技会の外業作業では、多くのチームがデータを確実に伝達するために大きな声で復唱していたこと、致心作業の精度の高いこと、併せてチームのメンバーの中で役割分担を明確に決め、非常に手際よく作業を行っていたことが印象的であり、事前に十分な練習を積まれてきたことや測量競技会に対して真剣な態度で取り組む姿に好感を持ちました。
・本日は天候も良く気温も高かったことから、外業作業においては各自着帽するなどの熱中症対策を実施しており、事故等なく無事に競技会を終えることが出来ました。
○改善点
・1次作業の平板測量外業において、器具等の不具合により途中で作業を断念せざる終えない状態なってしまったチームが見受けられたことです。測量器具等の事前点検・準備の重要性を再認識するとともに、日頃から器具を大切にかつ適切に扱うよう心がけてください。
○運営について
・コロナ禍での競技会開催ではありますが、秋田県内におけるコロナ感染状況の現状と本日の天候・気温等を鑑み、熱中症対策の観点からも選手についてはマスクを外しての作業とするべきであったと思いました。
・競技会の運営で終始献身的に仕事をこなしてくれた実施担当校の皆さんのおかげで、審査活動をスムーズに進めることができました。
また、場内アナウンスによる競技会の的確な進行など試行錯誤しながら進められ、タイムスケジュール通りに行えましたことに感謝します。
・審査員の作業分担について、主催者側にて明確化されており、非常にやり易かった。また、審査員数も適切であった。

10.競技区画
  ・五角形とし極端な縦長・横長は避ける。
  ・五角形のうち1辺だけ30.30m以上とする。
  ・今回はNo.2-No.4、No.2-No.5を対角線とした。
  ・検線は30.30m以上とし、K点は最寄(今回はNo.3)から3m以内とする。
  ・三斜の底辺は、境界線を底辺としないよう配慮する。

11.実施状況写真

 

 

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